パス抜きされないために・もしされてしまったら

-パス抜きは【不正アクセス禁止法違反】という犯罪です-

パス抜きされて警察に相談することを決めたなら 

まず最寄の地方警察署であれば
「生活安全課」「生活環境課」へ。

またはリンク欄にある「都道府県別サイバー犯罪相談窓口」へ。

私は最寄の警察署のに相談したら
生活安全課へお越し下さいと言われ、お世話になりました。

直接出向くよりは、まず電話を入れていくとスムーズかと思います。
「個人情報の入ったIDに不正アクセスされたようで相談に伺いたいんです」と言えば、手が空いている人の中で一番サイバー犯罪に詳しい人を担当させるため待っていてくれるはずです。

ここで大切なことは

刑事も人間である

ということ。


成人男性ならスーツでいけば間違いありません。
女性なら清楚でシックにいきましょう。
学生なら絶対に制服で行ってください。
 一緒に行ってくれるなら親御さんにお願いしましょう。
 しかし親御さんが事件に親身でなく、
 「ゲームのことなのに警察なんて・・・」と思っているようなら
 一人で行ったほうがましでしょう。

笑顔は見せずに真剣な表情で警察を訪問してください。

「この人の話をちゃんと聞いてあげたい」と警察に思わせるのです。


そして忘れてはいけないのは

刑事はあなた一人の担当ではないこと

話の要点は押さえることがマナーです。

例)

「僕の個人情報である本名、住所、電話番号や趣味などが載ったIDが
パス抜きされてしまったようなのです。
自分なりに調べたところ、
パス抜きは"不正アクセス禁止法違反"という罪があたるということで
警察の方に相談したいと思いました。



僕は○年前から自宅の自分専用のパソコンを使ってオンラインゲームをしていました。

オンラインゲームとは
"インターネットを使って
実際の人間が操作する何百人ものキャラクターが、
ひとつのゲーム世界で出会って遊べる"ものです。

僕がプレイしていたのは
"NEXONJAPANが運営するメイプルストーリー"というゲームです。

ゲーム内の画像はこんな感じです。
(といって、大勢のキャラが載っているSSプリントを見せたりすると話が早い)
このキャラ全員を、どこかで誰かがパソコンで操作しています。

×月×日△時頃ゲームにログインしたところ
ゲーム内で使っていたアイテムやゲーム内通貨(メルといっても通じません)が全てなくなっていました。

ゲーム自体は無料なのですが
現金でゲームを有利に運ぶアバターシステムというものがあり
(ここでPショップ内のSSを見せると話が早い)
所有していた現金1000円分で購入した1000ポイントがなくなっていました。

またゲーム内の通貨やアイテムもネット上で換金したり
ゲーム内で現金と同等価のポイントにしたりできます。

もし今回僕がなくしたものを犯人が現金に売却したら
−−円くらいの利益を出すと思います。

またキャラクターをゲーム内で違法と知りながら売買する場合があり
犯人に僕のIDとPASSを売られてしまったら
中に入っている個人情報もどこに流れるか見当もつかず恐怖を感じています。
同居の家族にも被害が及ぶかもしれません。

ちなみに犯人がIDごと売った場合は−−円くらいの利益にはなります。

以前僕と同じゲームをしていてパス抜きにあった人が
警察の方に協力していただいて犯人を探し出せたというケースを聞きました。

運営会社にはメール連絡を済ませてあります。
(メール内容をプリントしたものを見せると話が早い)
しかしこいういったケースでこの運営会社が動くケースは聞いたことがなくほったらかしでメールの返事が来ないこともザラだそうです。
匿名性の高いネットでは僕一人ではどうすることもできません。
よろしくお願いします。」



ポイントは


ゲームのキャラが盗まれた ではなく

個人情報の入ったIDが盗まれ犯人に悪用されるかもしれない こと
奪われたものを現実で売却すれば犯人に利益が生じる ことなどです。


警察が動かなければNEXONは動きません。


納得しずらいことですが、

私たちのIDが抜かれた場合、
法的にはネクソンのほうが被害者扱い
なのです。

このことは私が被害にあったときの警察の担当者から断言されました。

考え方としては、
「会社の収入源である客の個人情報を盗難・改ざんされた被害」を受けたということです。

もちろん私たちも被害者です。

しかし、多くの人が管理会社のシステムを非難しても、
ネクソン自らが情報を流出していない限り、
法的に見れば、彼らも同情されるべき立場なのだそうです。

私自身が被害にあった2年前、自分が警察担当者に説明を受けるまで、
安全管理の整っていない管理会社の責任を問うつもりでした。
より厳重なシステムの強化を目指して、安心できるゲームにしてもらおうと思っていました。

〔被害者=ユーザー〕
〔加害者=不正アクセス者〕
〔非があるもの=安全管理の整っていない運営会社〕
という括りと思っていました。

しかし、法的には
〔被害者=安全管理が整っていなくても運営会社・ユーザー〕
〔加害者=不正アクセス者〕
と分けられてしまうのです。

この事実は
不正アクセス者を助長させることになり得るかもしれないと考え、
記事では触れずにおきました。


もちろん多くのユーザーが安全対策を願いネクソンにメールを送ることは
きっと無駄ではありません。
私も安全強化の嘆願メールや、
被害者への誠意ある対応を依頼するメールを送っています。

しかし、既に被害にあってしまっている方の場合。
もうネクソンにメールするだけでは、
解決しない
ところまできています。

ネクソンのユーザーフォローの怠慢さは
過去被害にあって対応を受けた私が
一番よく知っています。

個人としてネクソンになにかを期待しても、
本当に馬鹿を見るだけなんです。
ネクソンが動くのは、
警察の要請に対してだけなんです。

被害にあった方は
ネクソンに報告メールを適当にして、
警察に行くしかないのが現状なのです。


ネクソンが
法的に被害者であるという立場に胡坐(あぐら)をかいていた場合、
対処が遅れるかもしれません。

ネクソンも被害者なのだから、
せめて被害者としてできることだけでもしてくれればいいのにと
個人的には思います。
ネクソンからも警察に被害届けを出してくれればいいものを。










[ 2007/03/10 04:10 ] パス抜きされた場合の警察への被害報告 | トラックバック(-) | コメント(-)
プロフィール

HUR(仮)

Author:HUR(仮)
2005年/
MapleStoryで
コンピュータウィルスによるパス抜き・キャラデリの被害に遭い、
警察に被害届けを提出。

2006年/
警察が犯人の見当を付け、
その報せを期に新アカウントのキャラクターでMapleStoryで活動再開。

2007年/
犯人が確定。
逮捕記事が新聞に掲載される。
犯人の書類送検、賠償金受け取り済み。

という経験を持つ
弩最愛主義の管理人が作っている自己防衛サイトです。


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